高額なアクセサリーなど装飾品を扱ったネットショップは儲かる副業かと問われたら、稼ぐことを考える前にまずは特商法に精通することが望ましいと答えます。
必ず忘れずに特商法を守って必要な情報を全部客に与えることができる人ならばそこそこの儲けを転売で得ることは一人の力だけであっても十分勝負になるでしょう。
通信販売を自由気ままにしても誰からも注意されないと考えるのは危険で、お小遣いの中から買える値段の商品でも通販を行う場合には特商法に基づく表記がいるのが絶対です。消費者トラブルを甘く考えることをやめるためには特商法が何に役立つのかをよく分かっておくべきです。
事業者についてのいくつかの事項を客がすぐに把握できるように配慮しておくのが特商法に基づく表記の役割です。
商品代金の支払いがいるのは誰でも分かることですが、他にも必要となる金額がどれぐらいなのかをはっきりと知ってから購入を判断したいと考える客がいることを分かっておいてほしいです。
例えば、代金引換を決済手段として選んでしまうと、手数料がかかることを伝えることが必要です。決済の方法は多くの選択肢があることを客に知ってもらうと料金の支払いについての文句はまったく言われないです。
特商法のことを研究しているとこんなことまで考えないといけないのかと思うでしょうが、事前の準備をしただけで問題が発生しないのならたいした手間ではありません。代金引換を希望している客には、商品の値段によって手数料が変わってくるという情報を明示することが親切です。
特商法に基づく表記がある販売ページに書いておいた方がいいのは、商品をどのように引渡しすることになるのかについてです。
自宅やコンビニで可能といった客の商品の受け取り方を説明することが最善です。宛先を客の住所にして手配をしてから、対応が丁寧な運送会社が配送をしてくれることを客が分かると、問題なく商品が届くと安心するに違いありません。
あまり知名度が高くない配送会社にお願いすると、客が嫌がることがありえます。特商法に基づく表記を載せたページには誠実さが特長の有名業者を指定して商品を送り届けることを明確にすることが重要です。
指定日までに入金があったのなら、すぐにでも発送をするという迅速さを客にアピールすることが最良です。大げさなことを書くことで特商法に反したビジネスになってしまうし、信用力がダウンします。ですから、特商法に基づく表記を適当に書くのはやめて表現の仕方が丁寧になるように気を使いましょう。